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「2026年度 WHO GOARN国際感染症アウトブレイク対応導入研修」を開催
国際感染症センター 国際感染症危機管理対応推進センターは、厚生労働省委託事業「国際感染症危機管理対応人材育成・派遣事業」において、新興再興感染症への対応力の強化と、世界の感染症対策を含む健康安全保障を目指しています。その一環として、今年度は長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科、並びに、長崎大学熱帯医学研究所との共催で「GOARN 国際感染症アウトブレイク対応導入研修」を8月23日(日)に開催し、 GOARNの派遣経験がある日本人感染症専門家5名を講師に迎え、35名が参加しました。世界では日本、オーストラリア、ドイツで自国の講師によって本研修が実施されています。
研修では、WHO西太平洋地域事務局のGOARN担当者であるDr Sharon SalmonがGOARNの成り立ちや仕組み、GOARN派遣の流れ、派遣状況等についてオンラインで発表し、GOARNとEmergency Medical Teams(EMT)の役割の違いなど、GOARN担当者に直接聞くことのできる良い機会となりました。また、GOARN派遣での業務内容や役割が記載された“Terms of Reference(ToR)”やWHO職員としての順守すべき項目が記載された“Code of Conduct”、および、資源が乏しく文化や習慣の異なる地域でのアウトブレイク対応方法や感染予防対策をする上での留意点等について、講義とグループワークを交えて、参加者の知識を深めていきました。GOARNの派遣経を共有するセッションでは、ザンビア・イエメンでのコレラ、パプアニューギニアでの新型コロナウイルス、バングラデシュでのジフテリアについて発表されました。実際にGOARN派遣で直面した困難やその克服方法、精神的な健康を維持する術を聞き、参加者からは、派遣時のイメージができた、自分の言動・態度を意識することが重要とわかった、派遣に向けて健康維持に努めたい、平時にできないことは緊急時にもできないという言葉を胸に刻み日頃の業務に励みたい、などのコメントをいただきました。
弊センターでは引き続き感染症専門家が健康危機へ対応できるよう人材育成と横の繋がりの強化に取り組んでいきます。




